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『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』:なんか、残念

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■ お勧め度 ★★☆☆☆(星2つ) 役者陣の気合に対して、ストーリーの物足りなさが目立ってしまったサスペンス作。映画としてのダイナミックさを期待すると、少し肩透かしを食らうかもしれません。 ■ こんな人・ときにおすすめ 実力派の役者さんたちが魅せるシリアスな演技そのものをじっくり追いたいときに。テレビのサスペンスドラマのような感覚で、気楽に物語を眺めたい気分に。 1. 闇の連続安楽死犯「ドクター・デス」を追う、刑事たちの執念 物語は、終末期の患者を次々と安楽死させていく正体不明の連続殺人犯、通称「ドクター・デス」を巡るサスペンス。 被害者遺族たちが犯人をかばうという異様な状況の中、破天荒な敏腕刑事と、その冷静な相棒のコンビが事件の真相へと迫っていきます。 次々と重なる不審死、そして巧妙に足跡を消す犯人。はたして刑事たちは「ドクター・デス」の正体を暴き、その狂気の遺産を止めることができるのか? 2. 役者の熱演と噛み合わないストーリー、漂うドラマ版のような質感 本作の一番の惜しいポイントは、役者さんたちの演技は非常に気合が入った素晴らしいものなのに、それを取り巻く脚本がそれに追いついていない点です。 ストーリーがあまりに陳腐でひねりがなく、役者さんが画面の中で少し空回りしてしまっているような印象を受けました。 全体を通してスピード感に乏しく、展開の持っていき方もいまひとつ。映画特有の大きな見どころや盛り上がりに欠けたまま、たんたんと話が進んでいってしまいます。 大画面で観る「映画」を観たという満足感よりは、どちらかと言えば「テレビの2時間もののサスペンス」を観せられているかのようなサイズ感にとどまってしまっているのが非常に残念です。 3. まとめ:ポテンシャルを活かしきれなかった、惜しいサスペンスドラマ 設定やキャストが豪華なだけに、脚本の単調さとテンポの悪さが余計に際立って感じられる仕上がりでした。 過度なドキドキ感や映画としてのスケール感を求めず、「たんたんと進むクライムサスペンスを、役者の演技に注目しながらのんびり眺める」くらいのスタンスで観るのがちょうどいい一本です。 ドクター・デスの遺産ーBLACK FILE-【Blu-ray】 [ 綾野剛 ] 価格:5500円(税込、送料無料) (2021/7/31時...

『行きずりの街』:ほし2つ。ダメだなこりゃ。見どころなし

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■ お勧め度 ★★☆☆☆(星2つ) ストーリーが単純すぎて、種も結末もたいしたことがない。映像もいたって普通で、映画ならではの良さが見当たらない一本。 ■ こんな人・ときにおすすめ 志水辰夫さんの原作小説のファンで、映像化の雰囲気を確かめてみたい人に。あるいは窪塚洋介さんのキレのある悪役ぶりをピンポイントで観たいときに。 1. 失踪した教え子を追う塾講師、過去の因縁との対峙 物語は、志水辰夫さんの傑作ハードボイルド小説を実写映画化したサスペンスです。 主人公は、中村トオルさん演じる塾講師。 ある日突然、失踪してしまった若い教え子の女の子を探し出すため、彼はかつて去った街へと舞い戻ります。 教え子の行方を追ううちに、恐ろしいトラブルに巻き込まれていき、やがて彼自身の暗い過去と向き合うことになっていくのですが……。 原作の重厚な世界観を期待させるシチュエーションから始まります。 2. 単純すぎるストーリーと、主演のキャスティングへの違和感 しかし、いざ映画として観てみると、ストーリーが単純すぎて深みがありません。謎解きの種も結末の描き方も、どれもたいしたことがなく、映像に関してもいたって普通です。 さらに気になるのが、主人公と中村トオルさんの雰囲気がアンマッチな点です。中村さんがちょっと爽やかすぎて、原作の主人公が持つ泥臭さや影のある雰囲気に今ひとつ合っていません。 そんな中で唯一の救いとなっているのが、窪塚洋介さんの存在感です。チャラい悪役というポジションが本当にピッタリで、独特の話し方、立ち振る舞い、醸し出す雰囲気が最高にハマっています。彼の演技だけは、作中で確かな見どころになっていました。 3. まとめ:文字で読むからこそ活きる、ハードボイルドの限界 全体を通して見どころが少なく、「ダメだなこりゃ」というのが率直な感想になってしまう仕上がりです。 「やっぱ、志水辰夫は、文字で楽しむ方がいいのかな」としみじみ感じさせられる作品でした。原作小説が持つあの濃密な心理描写や張り詰めた空気感は、映像ではなく小説の文章で味わうのが一番かもしれません。 【中古】 行きずりの街 [レンタル落ち] [DVD] 価格:610円(税込、送料別) (2026/6/28時点) 楽天で購入

『ブラック・ショーマン』:美しい映像美の裏に潜む、あまりにも惜しいサスペンス

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■ お勧め度 ★★☆☆☆(星2つ) 山間の美しい日本の風景美。しかし、肝心のストーリーと演出が追いつかなかった、非常に惜しい一作。 ■ こんな人・ときにおすすめ ミステリーとしての緻密さよりも、映像美やロケーションの雰囲気をのんびり楽しみたいときに。 1. 謎に包まれた父親の死、そして現れたマジシャンの叔父 主人公は、ある日突然、最愛の父親を殺されてしまった娘(有村架純)。 悲しみに暮れる彼女の前に現れたのは、かつて海外でも活躍していたという叔父のマジシャン(福山雅治)だった。 異色のふたりがタッグを組み、父親を殺害した犯人の正体を追うことになるのだが……。 身内の死という重いテーマから始まり、マジシャンならではの視点で事件を解決していく、奇抜なサスペンスの幕が開きます。 2. 際立つ日本の原風景と、好みが分かれるキャラクター演出 本作の最大の救いであり魅力は、全編を通して描かれる映像の美しさです。 舞台となる山間の日本の村の風景が、光と影の演出によってどこかノスタルジックで、息をのむほど美しく映し出されています。 一方で、肝心のマジシャンという設定が活かしきれておらず、披露されるマジックが少々地味に映ってしまう点や、キャラクターの演技アプローチがやや鼻についてしまう部分は、好みが大きく分かれるところかもしれません。 3. まとめ:ビジュアルは一流、ストーリーはもう一歩のサスペンス 事件の動機やトリック、ストーリー展開の全体像において、サスペンス映画としての新鮮味や深みには、やや物足りなさを感じてしまう部分があります。 しかし、日本の美しい自然やロケーションの魅力は間違いなく本物。物語の緻密さよりも、全編に漂う美しいビジュアルや空気感を堪能したいときに向いている一本です。 映画『ブラック・ショーマン』DVD 通常版 [ 福山雅治 ] 価格:3,660円(税込、送料無料) (2026/6/6時点) 楽天で購入

映画『キャバレー』感想:ストーリーや演技は正直厳しい……。唯一の救いは、全編に流れる昭和のジャズ。

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【作品データ】  ■ 作品名: キャバレー  ■ 公開年: 1986年  ■ ジャンル: 邦画、ドラマ、ヤクザ  ■ お勧め度: ★★☆☆☆   キャバレー 角川映画 THE BEST [Blu-ray] 価格:1,646円(税込、送料別) (2023/12/28時点) 楽天で購入 【あらすじ】 キャバレーでサックスを吹く青年と、その音色に惹かれ、店に足繁く通うヤクザ者。音楽を通じて心を通わせる二人でしたが、やがて激しい組織抗争の火の粉が青年の身にも降りかかります。ヤクザの世界に深く関わってしまった青年の運命は……。 【ここがポイント!】 ■ 全編に流れるジャズと「昭和の香り」 この映画において、唯一の救いとも言えるのが音楽です。全編にわたってジャズが流れており、昭和の夜の街特有の退廃的でどこか切ない雰囲気が満載です。当時の空気感を音と映像で味わえる点は、評価できるポイントです。 ■ ストーリー展開への違和感 物語の構成は、どこかで見たような展開が多く、正直なところ「陳腐」と言わざるを得ません。ヤクザ抗争に巻き込まれていく過程も、深みや意外性に欠けるため、物語に没入するのは少し難しいかもしれません。 ■ セリフと演技の物足りなさ 全体的にセリフ回しや役者の演技が厳しく、観ていて違和感を覚えてしまう場面が多々あります。「もっとやりようがあったのではないか」と感じてしまうほど、演出面での粗さが目立ってしまったのが残念です。 【最後の一言】 がっかり。

映画『マダム・ウェブ』感想:映像はすごいけど、ストーリーの単調さに途中で飽きてしまった一作

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【作品データ】   ■ 作品名: マダム・ウェブ  ■ 公開年: 2024年  ■ ジャンル: 洋画、SF、サスペンス  ■ お勧め度: ★★☆☆☆ マダム・ウェブ スペシャル・プライス【Blu-ray】 [ S・J・クラークソン ] 価格:1,650円(税込、送料無料) (2026/1/24時点) 楽天で購入 【あらすじ】 未来予知ができるようになった女性が、同じく予知能力を持つ敵から3人の少女を守るために逃走し、対決するサスペンス・アクションです。 【ここがポイント!】   ■ 映像美を打ち消す「分かりにくい」演出 映像技術自体はさすがのクオリティで非常にスタイリッシュです。しかし、未来と現実が頻繁に切り替わる演出が、効果的というよりは「分かりにくい」と感じる場面が多くありました。見せ方にこだわりすぎて、視聴者が置いてけぼりになっている印象です。 ■ 登場人物を絞ればもっと面白くなったはず ストーリー自体はシンプルで分かりやすいのですが、展開に起伏がなく、中盤でどうしても飽きがきてしまいました。守られる側の女性3人組が少しごちゃごちゃしていたので、ここを1人に絞って、主人公との関係性の変化を丁寧に描く構成にしていれば、もっと感情移入できる面白い作品になった気がします。 【総評】 映像は素晴らしいものの、中身が伴っていないという印象が拭えません。ストーリーの単調さと演出の分かりにくさが重なり、人にお勧めするには少し厳しい、満足度の低い結果となりました。 【最後の一言】 やめといた方がいいかも。よっぽど時間が余っている時なら。

映画『ゴジラxコング 新たなる帝国』感想:怪獣アクションの迫力は流石!ただ、大人が楽しむには少しストーリーが……?

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【作品データ】  ■ 作品名: ゴジラxコング 新たなる帝国  ■ 公開年: 2024年  ■ ジャンル: 洋画、アクション、SF、怪獣  ■ お勧め度: ★★☆☆☆   ゴジラxコング 新たなる帝国 [ レベッカ・ホール ] 価格:4,022円(税込、送料無料) (2026/1/10時点) 楽天で購入 【あらすじ】 かつて地球に氷河期をもたらしたと言われる伝説の怪獣と、その強大な力を利用して支配を企む「悪のサル軍団」。この未曾有の脅威に立ち向かうため、宿命のライバルであるゴジラとコング、そしてモスラが共闘する姿を描きます。 【ここがポイント!】   ■ 圧巻の怪獣格闘シーンと映像美 最新の映像技術を駆使した怪獣たちのバトルシーンは、さすがの一言です。巨大生物同士が激突する重量感や迫力は凄まじく、素晴らしい映像に仕上がっています。ここに関しては、怪獣映画ファンも納得のクオリティです。 ■ 大人には物足りない?陳腐すぎるストーリー 映像にこだわりすぎた反動か、肝心のストーリーが非常にシンプルで、やや陳腐に感じてしまう部分がありました。正直なところ「これは子供向けかな?」という印象が強く、大人が映画としての深みを求めて観ると、少し期待外れに感じてしまうかもしれません。「大人が観るもんじゃない」とまでは言いませんが、完全にそちらに振り切った雰囲気を感じました。 ■ 一番の収穫は「モスラ」の存在感 個人的に今作で一番良かったのはモスラです。モスラってこんなに 良い怪獣 だったのか!と驚きましたし、物語の重要なキーマンとして活躍する姿には目を引かれました。性別は分かりませんが、その神秘的で献身的な立ち振る舞いは、怪獣格闘の中にあって非常に際立っていました。 【総評】 怪獣たちの派手な暴れっぷりを楽しむには最適ですが、物語の深みやドラマ性を求める大人にとっては、評価が分かれる作品かもしれません。「映像を楽しむアトラクション」として割り切って観るのが正解かもしれない一本です。 【最後の一言】 大人が観るもんじゃないと思いつつ、・・・。

映画『きさらぎ駅』感想:あの都市伝説を完全映像化!一人称視点の恐怖と脱出劇がクセになる

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【作品データ】  ■ 作品名: きさらぎ駅  ■ 公開年: 2022年  ■ ジャンル: 邦画、ホラー、ファンタジー  ■ お勧め度: ★★★☆☆   きさらぎ駅 【DVD】 価格:3,303円(税込、送料別) (2025/12/28時点) 楽天で購入 【あらすじ】 大学で民俗学を専攻する堤春奈は、卒業論文の題材として、現代版「神隠し」と噂される都市伝説「きさらぎ駅」を調査することに。その異世界へ行ったという女性から話を聞き、導き出した方法で電車に乗ると、そこには不気味な異世界の光景が広がっていました。春奈はそこで出会った人々と共に、数々の怪異に襲われながら現実世界への脱出を試みますが……。 【ここがポイント!】   ■ 一人称視点の映像がとにかく怖い! 登場人物の視点から描かれる映像(POV方式)が非常に不気味で、臨場感が凄まじいです。「次はどこから何が来るのか」という恐怖がダイレクトに伝わり、期待していた以上の怖さを味わえます。 ■ グロすぎず、スッキリと見やすい構成 ホラーにありがちな過度なグロ描写は少なく、登場人物も絞られているため、物語に集中して楽しめます。シンプルな脱出劇でありながら、飽きさせない工夫が随所に散りばめられており、非常に見やすい一作です。 ■ 期待を裏切るエンタメ性の高さ ネットの噂話の映画化と侮るなかれ。不気味な映像体験と、予測のつかない展開がバランスよくまとまっています。観終わった後には、心地よい緊張感と「期待以上に面白かった」という満足感が残ります。 【最後の一言】  不気味な異世界にどっぷり浸かって・・。

映画『エイリアン・ハンティング』感想:ある意味で衝撃的!すべてが「しょぼすぎる」潔いB級エイリアン映画

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【作品データ】  ■ 作品名: エイリアン・ハンティング  ■ 公開年: 2013年(製作)  ■ ジャンル: 洋画、SF、ホラー  ■ お勧め度: ★★☆☆☆   エイリアン・ハンティング [ ミーガン・ニールセン ] 価格:3,520円(税込、送料無料) (2025/12/27時点) 楽天で購入 【あらすじ】 楽しいキャンプのために山を訪れた若者グループ。しかし、そこには宇宙から飛来した未知のエイリアンが潜んでいました。さらにエイリアンの秘密を隠蔽しようとする保安官や、異常な執着を見せるマッドサイエンティストまで現れ、事態は混迷を極めます。逃げる若者、追うエイリアン、そして獲物を狙う人間たち。三つ巴の戦いの行方は……。 【ここがポイント!】   ■ 圧倒的な「しょぼさ」がむしろ印象的 期待を大きく下回る映像のしょぼさに、ある種の衝撃を受ける作品です。エイリアンの造形やCGに至るまで、手作り感(あるいは予算不足感)が溢れ出ており、今の時代の精巧な映画に慣れた目には逆に新鮮に映るかもしれません。 ■ 役者さんの一生懸命さが切ない 映像や演出がとにかくしょぼい一方で、出演している役者さんたちは至って真面目に、一生懸命に演じているのが伝わってきます。その熱量が伝わってくる分、作品全体のクオリティの低さが際立ってしまい、観ていて少し「かわいそう」に思えてしまうほどでした。 ■ ツッコミどころ満載のB級感を楽しむ タイトルにある「ハンティング」らしい迫力は期待できませんが、マッドサイエンティストや保安官といったコテコテの設定は揃っています。映画の完成度を求めるのではなく、心の広い鑑賞スタイルで、その「残念さ」を楽しむべき一作です。 【最後の一言】 あまりのしょぼさ。

映画『グランド・クロス』感想:壮大な設定に映像が追いつかない!?地球崩壊の危機なのに「人間ドラマ」が長すぎる残念作

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【作品データ】   ■ 作品名: グランド・クロス(原題:SEEDPEOPLE / SEEDS OF DESTRUCTION)   ■ 公開年: 2011年   ■ ジャンル: 洋画、パニック、SF   ■ お勧め度: ★★☆☆☆   【中古】 グランド・クロス/グラント・ショウ,ジャン・デ・セゴンゼック(監督),ローリー・マクラティ(製作),ロデリック・テイラー(脚本),ローレンス・シュレイジ(音楽),エヴァ・ラルー,ウド・キア,オーディ・イングランド 価格:1,089円(税込、送料別) (2025/7/13時点) 楽天で購入 【あらすじ】 数千年の眠りから覚めた古代生物(植物)が突如として現代に蘇り、驚異的なスピードで増殖を開始。地割れと共に巨大な蔦が街を覆い尽くし、地球の生態系は未曾有の危機に陥ります。この事態に立ち向かうアメリカ国家組織と女性植物学者、そして混乱に巻き込まれた若いカップル。人類は、この「緑の侵略」を食い止めることができるのか……。 【ここがポイント!】 ■ 1. 肝心の「破壊シーン」が少なすぎる! 「古代植物が地球を覆い尽くす」という設定自体は非常にワクワクさせるものですが、実際にその破壊の様子や絶望的な光景が描かれるシーンは驚くほど少ないです。派手なパニック映像を期待していると、残念な結果になります。 ■ 2. 中心は「人々の動き」という地味な展開 パニック映画の醍醐味であるビジュアルよりも、登場人物たちの会話や移動といった人間ドラマに焦点が当てられすぎています。地球規模の危機のはずが、どこかこじんまりとした印象を受けてしまうのが残念なポイント。ストーリーに重厚感があれば救われますが、そこも今ひとつパンチに欠ける印象です。 ■ 3. 随所に見えてしまう「予算の限界」 設定が壮大なだけに、映像の「お金がかかってなさ」が余計に目立ってしまっています。せっかくの古代植物も、登場シーンが少ない上にクオリティも……。アイデアは面白いだけに、もっと潤沢な予算でこの「世界が緑に飲み込まれる恐怖」を観てみたかった、というのが正直な感想です。 【最後の一言】 期待値が高かっただけに「うーん、残念」

映画『MAGMA マグマ』感想:すべてが予想通りの超B級パニック!映像もシナリオも「しょぼさ」が際立つ一作

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【作品データ】   ■ 作品名: MAGMA マグマ  ■ 公開年: 2006年(製作)  ■ ジャンル: 洋画、パニック、SF  ■ お勧め度: ★★☆☆☆ 【SALE】【中古】DVD▼MAGMA マグマ レンタル落ち 価格:98円(税込、送料別) (2025/3/22時点) 楽天で購入 【あらすじ】 世界各地で相次ぐ火山噴火。地震学者のジョンは、地球規模の未曾有の天変地異が迫っていると予測しますが、政府や周囲は誰も耳を貸しません。やがてジョンの予測通り世界中で壊滅的な噴火が始まり、人類滅亡の危機が到来。世界を救うため、ジョンと若き教え子のエレンは、マグマの活動を止めるべく潜水艦で深海へと向かうという無謀な作戦に挑みます。 【ここがポイント!】   ■ 圧倒的な「しょぼさ」にガッカリ CGや噴火の描写など、映像のクオリティはかなり低めです。ストーリー展開も目新しさはなく、全体的に「しょぼい」という印象が拭えません。迫力あるパニック映画を期待して観ると、肩透かしを食らってしまう可能性が高いです。 ■ ステレオタイプすぎる登場人物たち 「警告を無視する周囲」や「正義感あふれる学者」など、登場人物の造形が驚くほど典型的。意外性のある人間ドラマもなく、淡々と進む物語に飽きてしまう、まさに「つまらん」と感じてしまう作りです。 ■ ツッコミを入れながら観るのが正解? 科学的なリアリティや深い感動を求めるのではなく、「低予算映画の味」としてその残念さを楽しむべき作品かもしれません。特にクライマックスの深海での作戦など、無理がある・・・。 【最後の一言】 「誰も信じてくれない学者が世界を救う」という王道パターン。

映画『陰陽師0』感想:若き日の安倍晴明を描く前日譚。映像は美しいが、ストーリーと配役が・・・

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【作品データ】  ■ 作品名: 陰陽師0  ■ 公開年: 2024年  ■ ジャンル: 邦画、ファンタジー、ミステリー  ■ お勧め度: ★★☆☆☆   陰陽師0 [ 山崎賢人 ] 価格:3,583円(税込、送料無料) (2025/3/16時点) 楽天で購入 【あらすじ】 呪いや祟りが日常に潜む平安時代。陰陽寮の学生である安倍晴明は、陰陽師になる意欲もなく、周囲から浮いた存在でした。そんな彼のもとに、源博雅が皇族を巡る怪異の解決を依頼してきます。ぶつかり合いながらも共に真相を追う二人。やがて、都を揺るがす巨大な陰謀が明らかになっていきます。 【ここがポイント!】   ■ 平安時代の重厚さに欠けるストーリー 映像自体は非常に美しく、最新技術を駆使した魔法のような演出は見応えがあります。しかし、肝心のストーリーがどこか物足りず、平安時代という舞台設定を活かしきれていない印象を受けます。全体的に、美しすぎて、平安時代の薄暗さが見られない。 ■ 山﨑賢人の「爽やかさ」が晴明のイメージと乖離? 安倍晴明といえば、どこか浮世離れした「陰」のあるイメージを抱きがちですが、今作の山﨑賢人さんは非常に爽やかな印象。その若々しさが、陰陽師特有のミステリアスな雰囲気を求める層には、少し残念に映ってしまうかもしれません。 ■ エンタメとして割り切って観る映像作品 本格的な歴史ファンタジーを期待すると肩透かしを食らう可能性がありますが、現代的な視覚効果を楽しむ「新しい陰陽師」として、映像の美しさをメインに鑑賞する一作かなぁ。 【最後の一言】 うーん残念。

映画『ヴェノム:ザ・ラストダンス』感想:戦闘シーンは圧巻のクオリティ!…なだけに、全体的な構成が悔やまれる完結編

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【作品データ】  ■ 作品名: ヴェノム:ザ・ラストダンス  ■ 公開年: 2024年(日本公開)  ■ ジャンル: 洋画、アクション、ヒーロー  ■ お勧め度: ★★☆☆☆   【楽天ブックス限定グッズ+楽天ブックス限定先着特典】ヴェノム:ザ・ラストダンス ブルーレイ+DVD セット【Blu-ray】(巨大布ポスター+アクリルキーホルダー2個セット) 価格:11,495円(税込、送料無料) (2025/3/2時点) 楽天で購入 【あらすじ】 エディ(トム・ハーディ)とヴェノムの前に現れた、宇宙最強の創造主「ヌル」。最強の刺客を放つヌルに対し、逃亡を続けながら立ち向かう一人と一匹でしたが、ついに究極の選択を迫られることになります。シリーズ完結を掲げた、エディとヴェノムの最後の物語です。 【ここがポイント!】   ■ クライマックスの戦闘シーンは「さすが」の一言 最大の見どころは、やはり終盤に繰り広げられるヴェノムと敵の戦闘シーンです。時間にすれば30分ほどだったかと思いますが、そこでのCGクオリティやアクションの激しさは、ハリウッド超大作ならではの迫力があり「さすが」と感じさせてくれました。 ■ 全体の構成に漂う「手抜き」感と冗長な展開 戦闘シーンが良かっただけに、それ以外の場面が無駄に長く感じてしまったのが非常に残念です。正直に言えば「このエピソード、必要だったかな?」と思えるシーンも多く、前2作が力作だっただけに、完結編としての物足りなさや制作側の手抜き感さえ感じてしまいました。 ■ シリーズのファンとしては残念な後味に 前作までのテンポの良さやエディとヴェノムの掛け合いを楽しみにしていた身としては、少し消化不良な印象が拭えません。もう少し中身を凝縮して、最後まで前作に負けない熱量で走り抜けてほしかったというのが本音です。 【シリーズまとめ】ヴェノム・シリーズ時系列 作品の変遷を振り返るための、公開順(時系列)リストです。 ヴェノム (2018) ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ (2021) ヴェノム:ザ・ラストダンス (2024) ★本作 【最後の一言】  もっと洗練された完結編が見たかった。

映画『シン・アナコンダ』感想:ある意味衝撃の「しょぼさ」…。緊張感も恐怖もどこかに消えた?

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【作品データ】  ■ 作品名: シン・アナコンダ  ■ 公開年: 2021年(中国)  ■ ジャンル: 洋画(アジア映画)、パニック、モンスター  ■ お勧め度: ★★☆☆☆ シン・アナコンダ [ エリック・ロバーツ ] 価格:1,320円(税込、送料無料) (2025/6/30時点) 楽天で購入 【あらすじ】 熱帯雨林の島へ調査にやってきた大学教授と学生グループ。平穏な調査になるはずが、一行の前に謎の男が現れ、さらには巨大な怪物・アナコンダが姿を現します。島に閉じ込められた彼らは、執拗に追ってくるアナコンダから必死に逃げ惑い、生き残りをかけた戦いに身を投じますが……。 【ここがポイント!】   ■ 全編を通して「しょぼすぎる」映像と展開 「シン」というタイトルから期待してしまうスケール感は一切ありません。肝心のアナコンダのCGは驚くほどしょぼく、ストーリー展開も「逃げる、逃げる、ちょっと戦う」の繰り返し。ドキドキするような緊迫感も、巨大生物に対する恐怖もほとんど感じられず、正直なところ「見なくてもいいかな……」と思ってしまうクオリティです。 ■ 役者さんの頑張りが「痛々しい」レベル そんなしょぼい映像や演出の中でも、出演している役者さんたちは必死に熱演しています。しかし、その熱量と画面から伝わるチープさのギャップが激しすぎて、観ているこちらが「痛々しい」と感じてしまうほど。彼らのプロ根性だけは評価したい、そんな気持ちにさせられます。 ■ パニック映画としてのカタルシスが皆不足 アナコンダとの対決シーンも迫力に欠け、モンスターパニック映画に期待する「スカッとする反撃」や「絶望感」が・・・。普通の映画ファンにはなかなか厳しい時間になるかもしれません。 【最後の一言】 タイトルに惹かれて手に取ると、高い確率で後悔するかもしれません……。

映画『野獣死すべし』感想:松田優作の狂気を見届ける怪作。原作とは別次元の、好みが分かれる一本

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【作品データ】  ■ 作品名: 野獣死すべし  ■ 公開年: 1980年  ■ ジャンル: 邦画、アクション、クライム、サスペンス  ■ お勧め度: ★★☆☆☆   野獣死すべし【Blu-ray】 [ 松田優作 ] 価格:1,856円(税込、送料無料) (2024/9/21時点) 楽天で購入 【あらすじ】 通信社の記者として戦場を渡り歩いてきた伊達邦彦は、表向きはクラシック音楽を愛する知的な男ですが、その裏では冷酷な犯罪計画を練っていました。銀行襲撃のために仲間を集め、着実に準備を進める伊達。しかし、彼の内面では戦争の記憶と狂気が肥大化し、周囲を破滅へと巻き込んでいきます。 【ここがポイント!】   ■ ひたすら「松田優作」を観るための映画 この作品は、ストーリーを楽しむというより、極限まで肉体を絞り込み、役作りに没頭した松田優作さんの姿をひたすら追い続ける映画です。彼が狂気に染まっていく様子が延々と描かれており、その異様な熱量に圧倒されるか、あるいは置いてけぼりにされるかのどちらかでしょう。 ■ 原作とはもはや「別もの」 大藪春彦の原作ハードボイルドを期待して観ると、あまりの作風の違いに驚かされます。アクション映画としての爽快感は皆無で、監督と主演の芸術的なこだわりが空回りしているようにも感じられ、娯楽作品としては「つまらん」と感じてしまうのも無理はありません。 ■ 評価が分かれる「芸術性」 狂気的な長回しのセリフや、独特の間(ま)など、芸術映画としての側面が非常に強い作品です。万人受けする映画ではなく、松田優作というカリスマの「狂気」を鑑賞する覚悟が必要な、非常にクセの強い一本と言えます。 【最後の一言】  期待とは違う方向の狂気に、ただただ困惑。

映画『アイス・ツイスター』感想:映像・物語・キャラが揃って三拍子の「しょぼさ」

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【作品データ】  ■ 作品名: アイス・ツイスター  ■ 公開年: 2009年  ■ ジャンル: 洋画、パニック、SF  ■ お勧め度: ★★☆☆☆   【中古】 アイス・ツイスター/マーク・モーゼス,カミール・サリヴァン,カジェリック・エリクセン,マイケル・リチャード・プロウマン(音楽) 価格:1,331円(税込、送料別) (2025/9/27時点) 楽天で購入 【あらすじ】 深刻な干ばつを解決しようとした気象コントロール実験が暴走。あらゆるものを瞬時に凍らせる巨大竜巻「アイス・ツイスター」が発生し、各地に未曾有の被害をもたらします。この未曾有の危機に対し、実験に関わった科学者や元SF作家たちが解決に乗り出しますが、果たして竜巻を止めることはできるのか……。 【ここがポイント!】 ■ 1. 映像・ストーリー・キャラ、見事な「三拍子」のしょぼさ 本作を語る上で欠かせないのが、全体に漂う圧倒的なチープさです。「安っぽいCG映像」「ひねりのない陳腐なストーリー」に加え、「どこかで見たようなステレオタイプな登場人物」という3つの要素が完璧に揃っています。 ■ 2. 感情移入しにくい「ありきたり」な人間模様 メンバー間の葛藤や協力も描かれますが、キャラクター造形が浅いため、緊迫したシーンでもどこか観たぞ。 ■ 3. 清々しいほどの「つまらなさ」  つまらんかった。 【最後の一言】 「期待を裏切らないつまらなさ」。

映画『モンスターズ/地球外生命体』感想:これってジャングルクルーズ?巨大生物よりも「男女の道中記」がメインの肩透かし作

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【作品データ】   ■ 作品名: モンスターズ/地球外生命体  ■ 公開年: 2010年  ■ ジャンル: 洋画、SF、ロードムービー  ■ お勧め度: ★★☆☆☆ 【中古】 モンスターズ/地球外生命体(Blu-ray Disc)/スクート・マクネイリー,ホイットニー・エイブル,ガレス・エドワーズ(監督、脚本) 価格:2,090円(税込、送料別) (2024/4/14時点) 楽天で購入 【あらすじ】 地球外生命体の増殖により、メキシコの半分が「隔離地域」として封鎖された世界。現地で取材をしていたカメラマンのアンドリューは、社長令嬢のサマンサを安全なアメリカへ送り届けるという任務を負います。二人は危険な隔離地域を横断し、国境を目指す過酷な旅に出ますが……。 【ここがポイント!】 ■ 1. 期待した展開とは違う「ジャングルクルーズ」状態 「地球外生命体」や「モンスター」というタイトルから、激しいバトルやパニック展開を期待してしまいますが、中身はほとんどが主人公二人の旅の様子です。異形のものも時折姿を見せますが、インパクトは薄め。まるで「ちょっと危険なジャングルクルーズ」を延々と見せられているような気分になります。 ■ 2. 良くも悪くも「地味」なロードムービー 本作の本質はモンスターパニックではなく、極限状態に置かれた男女の心の交流を描いたロードムービーです。SF設定はあくまで背景に過ぎず、物語のテンポもかなりゆったりしています。手に汗握る展開を求めている人にとっては、「あんまり面白くない……」と感じてしまう可能性が高いです。 ■ 3. モンスター映画としての満足度は…… 異形のものたちの造形や、荒廃した世界のビジュアルには独特の雰囲気があるものの、純粋に「化け物と戦う映画」が観たい人には、かなり肩透かしな一本と言えるでしょう。 【最後の一言】 旅行映画でした。残念。