2025年10月31日金曜日

映画『Pure Japanese』感想:ディーン・フジオカが描く「狂気」の物語。アクションと殺戮に振り切ったバイオレンス作

【作品データ】 
作品名: Pure Japanese 
公開年: 2022年 
ジャンル: 邦画、アクション、バイオレンス 
お勧め度: ★★★☆☆


【あらすじ】 日光江戸村で働くスタントマンの立石(ディーン・フジオカ)は、社交性が乏しく、内に秘めた暴力性を抑えながら暮らしていました。ある日、地上げ屋のヤクザに嫌がらせを受ける老人と孫の少女を助けたことから、彼は執拗な追及を受けることに。立石の中で眠っていた狂気が目覚めたとき、周囲を巻き込む壮絶な大殺戮へと発展していきます。

【ここがポイント!】 

キャストの名演が光る一方で、残る「残念」な感覚 主演のディーン・フジオカさんはもちろん、共演者の方々も非常に演技が上手く、スクリーンから放たれる熱量は確かです。しかし、役者陣がこれほど揃っているにもかかわらず、全体としてはどこか物足りなさが残り、「残念」という印象が拭えませんでした。

主人公の「狂気」が伝わりづらい構成 物語の核として、主人公・立石が抱える複雑な狂気や二面性を描こうとしている意図は感じられます。ただ、その内面描写が観客に十分に響いてこないため、彼の行動原理を理解するのが難しく、感情移入しづらいのが惜しいところです。

良くも悪くも、ストレートな殺戮映画 深い人間ドラマやテーマ性を期待して観ると、結果的には「単なるヤクザ映画」「凄惨な殺戮映画」という印象で終わってしまいます。後半のアクションシーンの激しさは見ごたえがありますが、バイオレンス描写に振り切りすぎている感も否めません。

【最後の一言】単なるヤクザ映画、殺戮映画でした。残念。








2025年10月26日日曜日

映画『LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門』感想:これぞ現代の「侍映画」。ストイックに研ぎ澄まされた、石川五ェ門の圧倒的格好良さに震える!

【作品データ】 
■ 作品名: LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門 
■ 公開年: 2017年 ■ ジャンル: アニメ、アクション、ハードボイルド 
■ お勧め度: ★★★★☆

 
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【あらすじ】 自らの矜持をかけて用心棒を務めていた鉄竜会の組長を、圧倒的な破壊力を持つ斧使いの暗殺者・ホークに殺された石川五ェ門。屈辱を晴らすべくホークを追う五ェ門でしたが、その超人的な力の前に返り討ちに遭い、剣士としての自信を喪失してしまいます。一方、ホークの次のターゲットはルパン三世、次元大介、峰不二子の3人に。深い挫折から立ち上がり、己の剣を再構築した五ェ門の死闘が始まります。

【ここがポイント!】 

全編に漂う、古き良き「侍映画」の味わい ストーリーはあえてシンプルに削ぎ落とされており、それが往年の本格時代劇や侍映画のような渋い味わいを生んでいます。余計な説明を排し、研ぎ澄まされた空気感と一撃必殺の剣戟で見せる演出は実に見事。まさに大人のためのアニメーション映画です。

「かっこええ」の一言に尽きる、石川五ェ門の生き様 本作の五ェ門は、とにかく文句なしにかっこええ!一度はボロボロに負けながらも、自分を追い込み、覚醒していくプロセスには痺れます。無駄を一切排除したクライマックスの抜刀シーンは、その生き様そのものが凝縮されたような凄みがあります。

息を呑むほどに素晴らしい映像表現 侍映画の重厚な雰囲気を引き立てる、映像・画像も素晴らしいの一言です。光と影のコントラストや、血飛沫さえも美しく感じるほど徹底的にこだわり抜かれた画作りが、物語の緊張感を一段と高めています。アニメーションならではの表現力で、実写以上の迫力を実現しています。

ルパン一味とのヒリついた距離感 まだ「仲間」になりきる前の、プロの犯罪者同士としての距離感が非常に渋い。五ェ門が「個」としての誇りを貫く姿と、それを静かに見守るルパンたちの関係性が、シリーズファンにはたまらない構成になっています。

【最後の一言】 「つまらぬものを斬ってしまった」。



2025年10月25日土曜日

映画『ヘンゼル&グレーテル』感想:童話がスタイリッシュ・アクションに変貌!近代兵器で魔女を狩る爽快エンターテインメン

【作品データ】 
■ 作品名: ヘンゼル&グレーテル 
■ 公開年: 2013年 
■ ジャンル: 洋画、アクション、ファンタジー 
■ お勧め度: ★★★★☆
 
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【あらすじ】 お菓子の家で魔女を倒したあの日から15年。大人になったヘンゼルとグレーテルの兄妹は、プロの「魔女ハンター」として名を馳せていました。子供の失踪事件が相次ぐ村に招かれた二人は、背後に潜む黒魔女の恐ろしい企みと対峙します。死闘の中で明かされる二人の出生の秘密、そして過酷な運命とは……。

【ここがポイント!】

1. 「魔女 vs 近代兵器」の意外な組み合わせが面白い! 中世風の世界観でありながら、ヘンゼルとグレーテルが使うのは連射式の銃やボウガンといった、まるで現代劇のようなカスタマイズ兵器。魔法を駆使する魔女に対して、無骨な重火器と肉弾戦で挑むアクションシーンは、斬新かつ迫力満点です!

2. 絶望的な強さの魔女と、丁寧な映像作り 本作に登場する魔女やクリーチャーは驚異的に強く、戦いには常に緊張感があります。また、映像が非常に丁寧に作り込まれており、アクションの動きが追いやすく、ダークファンタジー特有の不気味さと美しさが両立しているのも好印象です。

3. 兄妹の成長と秘密に迫るストーリー 単なるアクション映画に留まらず、なぜ彼らが魔女を狩る道を選んだのか、彼ら自身の正体は何なのかというミステリー要素もしっかり描かれています。ラストに向けて加速する物語と、二人の絆の強さに思わず引き込まれます。

【最後の一言】 カッコよい。洗練されたアクション。非常に満足度の高い娯楽作でした。



2025年10月19日日曜日

映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』感想:アクションの頂点、しかし物語は冗長?完結編

【作品データ】 
■ 作品名: ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング 
■ 公開年: 2025年 
■ ジャンル: 洋画、スパイ・アクション 
■ お勧め度: ★★★☆☆

 

【あらすじ】 AIによる人類滅亡を防ぐために、トム・クルーズ演じるイーサン・ハントのチームがその鍵を追う物語です。そこへ各国の勢力が入り乱れ、鍵の争奪戦が繰り広げられます。前作からの直接的な続きなので、前作を観ていないと少々分かりにくいかもしれません。

【ここがポイント!】

圧倒的なスケールのアクション 海に空にと展開されるアクションは、さすがの一言。これほどまでにお金がかかっていると分かる映像は他では見られず、見応え十分です。アクションの面白さについては、文句なしのクオリティでした。

ストーリーの単純さと冗長な展開 一方で、ストーリーがあまりにも単純すぎて、無理があるように感じました。前後編に分ける必要があったのか疑問で、これなら一つにまとめられたのではないかという印象です。そのせいで、途中で話がダレてしまっているように感じたのが残念でした。

過去作を振り返る懐かしさ 劇中には過去のシリーズ映像が数多く登場し、ファンにとっては非常に懐かしく、良い演出でした。それを見ていると、改めて過去作を最初から見直したくなってしまいます。

【最後の一言】 アクションの迫力は世界最高峰ですが、物語のテンポや構成には少し首を傾げてしまう……そんな一作でした。とはいえ、トム・クルーズの挑戦とシリーズの歴史を振り返る意味では、ファンなら見て損はない内容です。








2025年10月18日土曜日

映画『LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘』感想:峰不二子は永遠のアイコン!手書きの映像美と「悪魔になり切れない」魅力が詰まったシリーズ最高傑作

【作品データ】 
■ 作品名: LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘 
■ 公開年: 2019年 
■ ジャンル: アニメ、ハードボイルド、アクション 
■ お勧め度: ★★★★☆

 
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【あらすじ】 父親が横領した5億ドルの鍵を握る少年・ジーンと共に逃亡する峰不二子。二人の背後には、呪いを操る不気味な暗殺者ビンカムの影が迫ります。不二子の目的はあくまで「大金」のはずでしたが、執拗な追跡を交わす中で、物語はルパンと次元も巻き込み、予想外の死闘へと発展していきます。

【ここがポイント!】 

「峰不二子」という永遠のアイコンの深み やはり峰不二子は、永遠のアイコンだと再認識させられる一作です。基本は自分勝手で小悪魔的なのですが、どうしても「完全な悪魔」になり切れない彼女の人間臭さが実によく描かれています。少年ジーンとの距離感の変化に、不二子の新しい魅力が詰まっています。

手書きの質感が素晴らしい圧倒的な映像美 本作の大きな魅力は、手書きと思われる温かみと鋭さが共存する映像です。CG全盛の時代に、このザラついた質感のアニメーションは、ハードボイルドな物語の雰囲気と完璧にマッチしています。一枚一枚の画力が、作品の格を押し上げています。

シリーズの中でも頭一つ抜けたストーリーの良さ 『LUPIN THE IIIRD』シリーズはどれも硬派で面白いですが、個人的には本作がナンバーワン。サスペンスとしての緊張感、アクションのキレ、そしてラストの余韻まで、ストーリーの構成が非常に洗練されており、一気に見入ってしまいました。

【最後の一言】 不二子の嘘は、美しくも切ない。最高にかっこいい。峰不二子は、永遠だ。












2025年10月13日月曜日

映画『デスノート Light up the NEW world』感想:10年後の三つ巴の戦い!豪華キャストが織りなす「6冊」を巡る新たなミステリー

【作品データ】 
作品名: デスノート Light up the NEW world 
公開年: 2016年 
ジャンル: 邦画、サスペンス、ミステリー 
お勧め度: ★★★★☆

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【あらすじ】 キラこと夜神月とLの死闘から10年。再び地上に6冊のデスノートがもたらされ、世界中が混乱に陥ります。ノートを封印しようとする警察の「デスノート対策本部」、Lの遺伝子を継ぐ世界的名探偵・竜崎、そしてキラを神と崇めるサイバーテロリスト・紫苑。新キラの正体、そして6冊のノートの行方を巡り、三者のプライドをかけた壮絶な争奪戦が始まります。

【ここがポイント!】 

「これは、これで面白い」新たなミステリー路線 伝説的な前作ほどの「じりじりとしたインパクト」や「ダークな熱量」とは少し趣が異なり、本作は6冊のノートを巡るミステリー・サスペンスとしての要素が強くなっています。先が読めない展開に、純粋にストーリーとして楽しむことができました。

名優揃いゆえの「物足りなさ」 東出昌大さん、池松壮亮さん、菅田将暉さんという、今の映画界を牽引する名優ばかりが集結しているだけあって、演技は見応え十分。ただ、キャストが豪華で期待値が上がりすぎてしまったのか、どこか一歩踏み込みが足りないような「あと少し何か欲しい」という物足りなさを感じてしまったのも正直なところです。

戸田恵梨香さんの再登場に胸が熱くなる! 個人的に最大のハイライトは、再び弥海砂(あまね みさ)を演じる戸田恵梨香さんが見られたことです!10年の時を経て、より美しく、そして切なさを纏った彼女の姿を見られただけで、ファンとしては幸せな気持ちになれました。彼女の存在が、前作と今作を繋ぐ最高のスパイスになっています。

【最後の一言】 戸田恵梨香さんの大ファンです。








2025年10月12日日曜日

映画『バトル・ハザード』感想:理屈抜き!「ひたすらゾンビと戦う」を地で行く、ノンストップ・アクション映画

作品名: バトル・ハザード 
公開年: 2013年(原題:Battle of the Damned) 
ジャンル: 洋画、アクション、ゾンビ、SF 
お勧め度: ★★★☆☆

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【あらすじ】 東南アジアのある都市で、バイオ企業の施設からウイルスが流出。街は一瞬にしてゾンビが溢れかえる地獄と化し、即座に隔離されます。そんな中、街に取り残された一人の少女を救出するよう依頼を受けた主人公(ドルフ・ラングレン)。わずかな傭兵を率いて侵入した彼は、凶暴なゾンビの群れ、生存者同士の対立、さらには制御不能な「殺戮マシン」までもが入り乱れる戦場を突き進みます。

【ここがポイント!】

1. 潔いほど「ひたすらゾンビと戦う」物語 この映画に、複雑な伏線や心揺さぶる人間ドラマを求めてはいけません。見どころはタイトル通り、押し寄せるゾンビをいかに倒し、いかに逃げるか。その一点に尽きます。最初から最後までアクションの連続なので、余計なことを考えずに観るには最適な一作です。

2. 「殺戮マシン(ロボット)」の参戦という変化球 ゾンビだけでなく、なぜか「対ゾンビ用の自律型ロボット」が登場するのも本作のユニークな点です。ゾンビ、生存者、そして機械。このカオスな三つ巴の戦いが、単調になりがちなゾンビ映画にちょっとしたアクセントを加えています。

3. 良い意味で「深みのなさ」を楽しむエンタメ ゾンビの造形に驚くような新しさがあるわけでも、重厚なメッセージがあるわけでもありません。しかし、その「深みのなさ」こそが本作の良さでもあります。何も考えずに、迫りくる危機をなぎ倒していく爽快感を楽しむ、まさにポップコーン片手に鑑賞するのにふさわしいB級アクションの王道です。

【最後の一言】 救出ミッションという明確な目的があるため、ストーリーのテンポは良く、最後まで飽きさせません。








2025年10月11日土曜日

映画『デッドゾーン 殲滅領域』感想:画面が暗すぎて!?ある意味「安心して見れる」不思議なゾンビ映画

【作品データ】 
■ 作品名: デッドゾーン 殲滅領域 
■ 公開年: 2022年 
■ ジャンル: 洋画、ホラー、アクション 
■ お勧め度: ★★★☆☆

 

【あらすじ】 ゾンビウイルスが蔓延し、さらに放射能汚染によって崩壊した世界。人類の希望であるワクチンを確保するため、ハイテク装備に身を包んだ特殊部隊が、危険な「殲滅領域」へと突撃します。そこで出会う生存者、そして襲いかかるゾンビや異形の怪物たち。果たして彼らは任務を遂行し、生きて戻ることができるのか……。

【ここがポイント!】

1. 最大の敵はゾンビではなく「画面の暗さ」? 作品全体を通してずっと薄暗く、正直に言って「何が起きているのか良く見えない」シーンが多かったです。ゾンビや怪物が現れても、その姿がはっきり確認できないため、視覚的な恐怖よりも「一生懸命画面を見つめる」という作業に集中してしまいました。もう少し照明を……と思わずにはいられません。

2. ストーリーは王道で分かりやすい 物語自体は「特殊部隊がワクチンを取りに行く」という極めてシンプルで分かりやすい構造です。複雑な伏線や難解な設定はないため、頭を空っぽにしてストーリーの流れを追うことができます。この単純明快さは、パニック映画としては評価できるポイントです。

3. 恐怖を超えて「安心して見れる」ゾンビ映画 ゾンビ映画特有の「いつ襲われるか分からない」というドキドキ感や、心臓が止まるような恐怖は控えめです。むしろ、画面の暗さも相まってか、どこか客観的に眺めていられるような「安心して見れる」感覚があります。ホラーが苦手な人でも、ある種のアクション映画として気楽に鑑賞できるかもしれません。

【最後の一言】暗闇の中で繰り広げられる特殊部隊の奮闘。



2025年10月9日木曜日

映画『攻殻機動隊 S.A.C.』感想:これぞSFの最高峰!「笑い男」を巡る陰謀と公安9課にシビれる

【作品データ】 
■ 作品名: 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(笑い男編) 
■ ジャンル: アニメ、SF、サスペンス 
■ お勧め度: ★★★★★

 
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【あらすじ】 情報ネットワークとサイボーグ技術が発達した近未来。内務省直属の精鋭部隊「公安9課(通称:攻殻機動隊)」は、トグサの旧友である刑事が残した手がかりから、過去に世間を騒がせた未解決事件「笑い男事件」の深淵へと足を踏み入れます。警察、政府、そして巨大企業の陰謀が絡み合う中、姿を現す「笑い男」。9課は組織の存亡を賭けて、国家の闇に挑みます。

【ここがポイント!】

1. 謎が謎を呼ぶ「笑い男事件」の圧倒的ストーリー 単なるアクションアニメではなく、重厚なミステリーとしても超一流です。トグサが掴んだ小さな違和感から始まり、やがて国家を揺るがす巨大な陰謀へと繋がっていく展開は見事。笑い男の正体、そしてその目的が明かされるまで、片時も目が離せません。

2. 草薙素子と9課メンバーの「プロの活躍」 凛としてチャーミングな草薙少佐はもちろん、バトーやトグサといった9課メンバーが、最高にクールです。中盤の公安9課vs特殊部隊の激突シーンは、「攻殻機動隊」。

3. 色褪せない近未来ガジェットと映像美 光学迷彩による隠密行動や、思考戦車タチコマ、電脳空間での攻防など、ガジェットは、LOVEです。放送から時間は経っていますが、映像の美しさと緻密な世界観設定は今見ても全く色褪せていません。近未来兵器が繰り出す「いつもの面白さ」が保証されています。

【最後の一言】 緻密な脚本、魅力的なキャラクター、そして深いテーマ性。非の打ち所がない名作。







2025年10月5日日曜日

映画『聖闘士星矢 The Beginning』感想:原作未読でも全力で楽しめる!迫力のアクションと映像美が光る王道ファンタジー

【作品データ】 
■ 作品名: 聖闘士星矢 The Beginning 
■ 公開年: 2023年 
■ ジャンル: 邦画(日米合作)、アクション、ファンタジー 
■ お勧め度: ★★★☆☆

 

【あらすじ】 自らの内に秘められた力「小宇宙(コスモ)」に気づかぬまま、地下格闘場で生計を立てていた青年・星矢(新田真剣佑)。ある日、自身の不思議な力を狙う組織に襲われたことをきっかけに、彼は自らの宿命を知ることになります。女神アテナの生まれ変わりである少女を守るため、星矢は過酷な修行を乗り越え、聖闘士(セイント)としての道を歩み始めますが……。

【ここがポイント!】

1. 原作を知らなくても全く問題なし! 「聖闘士星矢」という大きなタイトルに身構える必要はありません。ストーリーは非常に分かりやすく、予備知識がなくてもスッと世界観に入り込めます。邪悪な存在との戦い、修行による成長、仲間との絆……。まさに王道の冒険活劇として、純粋に楽しむことができました。

2. 新田真剣佑の「キレッキレ」なアクションと映像美 本作最大の見どころは、主演の新田真剣佑さんによる圧倒的なアクションシーンです。身体能力の高さが画面越しに伝わる殺陣のキレは、一見の価値あり!また、最新技術を駆使した映像も美しく、聖衣(クロス)を纏った戦いや小宇宙の輝きが幻想的な雰囲気を盛り上げています。

3. 良い意味で「予想を裏切る」面白さ 正直、見る前はそれほど期待していなかったのですが、いざ始まってみれば「あれ、面白いぞ!」と引き込まれてしまいました。役者陣の演技も安定しており、難しいことを考えずに、ただただ目の前の迫力あるバトルを楽しめる良質なエンターテインメントに仕上がっています。

【最後の一言】 「原作が有名だから……」と敬遠するのはもったいない一本。迫力のある格闘シーンと美しい映像、そしてカッコいい役者さんたち。





2025年10月4日土曜日

映画『ヴェノム:ザ・ラストダンス』感想:戦闘シーンは圧巻のクオリティ!…なだけに、全体的な構成が悔やまれる完結編

【作品データ】 
■ 作品名: ヴェノム:ザ・ラストダンス 
■ 公開年: 2024年(日本公開) 
■ ジャンル: 洋画、アクション、ヒーロー 
■ お勧め度: ★★☆☆☆

 


【あらすじ】 エディ(トム・ハーディ)とヴェノムの前に現れた、宇宙最強の創造主「ヌル」。最強の刺客を放つヌルに対し、逃亡を続けながら立ち向かう一人と一匹でしたが、ついに究極の選択を迫られることになります。シリーズ完結を掲げた、エディとヴェノムの最後の物語です。

【ここがポイント!】 

クライマックスの戦闘シーンは「さすが」の一言 最大の見どころは、やはり終盤に繰り広げられるヴェノムと敵の戦闘シーンです。時間にすれば30分ほどだったかと思いますが、そこでのCGクオリティやアクションの激しさは、ハリウッド超大作ならではの迫力があり「さすが」と感じさせてくれました。

全体の構成に漂う「手抜き」感と冗長な展開 戦闘シーンが良かっただけに、それ以外の場面が無駄に長く感じてしまったのが非常に残念です。正直に言えば「このエピソード、必要だったかな?」と思えるシーンも多く、前2作が力作だっただけに、完結編としての物足りなさや制作側の手抜き感さえ感じてしまいました。

シリーズのファンとしては残念な後味に 前作までのテンポの良さやエディとヴェノムの掛け合いを楽しみにしていた身としては、少し消化不良な印象が拭えません。もう少し中身を凝縮して、最後まで前作に負けない熱量で走り抜けてほしかったというのが本音です。


【シリーズまとめ】ヴェノム・シリーズ時系列

作品の変遷を振り返るための、公開順(時系列)リストです。

  1. ヴェノム (2018)

  2. ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ (2021)

  3. ヴェノム:ザ・ラストダンス (2024) ★本作


【最後の一言】 もっと洗練された完結編が見たかった。




映画『劇場版ACMA:GAME アクマゲーム 最後の鍵』感想:なぜか最後まで見てしまう…!ドラマ完結編としての衝撃作

【作品データ】 
■ 作品名: 劇場版ACMA:GAME アクマゲーム 最後の鍵 
■ 公開年: 2024年 
■ ジャンル: 邦画、サスペンス、ファンタジー 
■ お勧め度: ★★★☆☆

 
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【あらすじ】 ドラマ版から続く、99本の「悪魔の鍵」を巡る争いがいよいよ決着へ。どんな願いも叶える鍵を全て集めたとき、一体何が起こるのか?主人公・織田照朝(間宮祥太朗)たちは、世界の破滅をかけた最後のアクマゲームに挑みます。舞台を海外に移し、スケールアップした「最後の戦い」が幕を開けます。

【ここがポイント!】 

「なんとかしろよ」と言いつつ完走させる不思議な魅力 正直な感想を言えば、全般的に「ひどいな」と感じてしまう部分が多々ありました。肝心のアクマゲームの内容もしょぼく、ハラハラするような心理戦は控えめ。それでも、ドラマから追いかけてきたファンとしては、結末が気になって結局最後まで見入ってしまう不思議なパワー(?)がある作品です。

良くも悪くも「くさい」演出とセリフ回し 役者さんたちの演技がどこか起伏に乏しく、時折「学芸会かな?」と思ってしまうような場面も。特におまけとして付いてくるような「くさいセリフ」の数々は、聞いていて少し照れくさくなるレベルです。キャラクターとセリフのアンバランスさが、ある種のシュールさを醸し出しています。

ドラマ完結編としての宿命 テレビ番組の最終回が映画になるパターン特有の、「見ないわけにはいかない」という心理を上手く突いています。内容に不満を感じつつも、照朝たちの旅路の終焉を見届けたという点では、鑑賞後の「やり遂げた感」だけはしっかり味わえる一作です。

【最後の一言】 いろいろ言いたいことはあるけれど、全部見ちゃった。






映画『破裏拳ポリマー』感想:このB級感がたまらない!溝端淳平がアウトローなヒーローを熱演

【作品データ】 
■ 作品名: 破裏拳ポリマー 
■ 公開年: 2017年 
■ ジャンル: 邦画、アクション、ヒーロー 
■ お勧め度: ★★★☆☆

 
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【あらすじ】 治安が悪化し、過激な重火器犯罪が蔓延する近未来。それに対抗すべく開発されたのが、超人的な身体能力を引き出す特殊装甲「ポリマーシステム」でした。しかし、その最強のスーツが何者かに盗まれてしまいます。奪還の命を受けたのは、拳法の達人でありながらアウトローな探偵・鎧武士(溝端淳平)。彼はポリマースーツを身に纏い、強大な悪との宿命の対決に挑みます。

【ここがポイント!】 

「B級感がめっちゃいい!」気楽に楽しめるエンタメ性 全体に漂うほどよいB級感が、この作品の大きな魅力です。肩肘張らずに、ポップコーンでも食べながらボーッと眺めるには最高の映画。特撮ヒーローものらしい熱さと、少しツッコミを入れたくなるようなノリが絶妙なバランスで、最後まで飽きさせません。

溝端淳平さんの「アウトロー」な新境地 主演の溝端淳平さんが、これまでのイメージとは少し違う、ワイルドでアウトローな主人公を好演しています。「こういう役も似合うんだな」と感心させられるほどハマっており、キレのあるアクションシーンも必見です。彼の格好良さが、作品の屋台骨をしっかり支えています。

「破裏拳」の名の通りの肉弾戦アクション CGだけに頼らず、生身の格闘アクションを重視している点も好印象です。肉体強化ツールという設定を活かしたパワフルな戦いぶりは、原作アニメを知らなくても、純粋なアクション映画として十分に楽しめます。

【最後の一言】 絶妙なB級テイストめっちゃいい。