『ワイルド・スピード×3 TOKYO DRIFT』:日本車かっけー。
■ お勧め度
★★★★☆(星4つ)
大人気カーアクションシリーズの第3弾。舞台をガラリと東京へ移し、独自の進化を遂げた日本のアンダーグラウンドな車文化をスタイリッシュに描いた一作です。
■ こんな人・ときにおすすめ
シルビア、RX-7、フェアレディZなど、当時の国産スポーツカーが持つ圧倒的な格好良さに浸りたいときに。ストーリーの難しさは抜きにして、ひたすら車の走りと極限のドリフトを楽しみたい人に。
1. 異国の地・東京へ、少年を待ち受ける緊迫のドリフトバトル
物語の主人公は、アメリカで無謀なストリートレースの末にトラブルを起こし、軍人の父親が暮らす日本・東京へと身を寄せることになった高校生・ショーン。
言葉も文化もわからない異国の地で、彼はある日、深夜の立体駐車場で秘密裏に開催されていた闇のレースへと足を踏み入れます。
そこで彼が出会ったのは、直線的なスピードではなく、車を横滑りさせながら急カーブを駆け抜ける未知のテクニック「ドリフト」でした。
東京の街をバックに、ショーンは様々な思惑が渦巻く危険なドリフトの世界へと身を投じていくことになります。
2. 主役は間違いなく車! ストーリーの単純さが生む最高の爽快感
本作の一番の魅力は、何と言っても「日本車かっけー。」という言葉にすべてが凝縮されています。
劇中では、当時の日本車のかっこよさ、そして東京の街を爆走する姿がこれでもかとたっぷりと楽しめます。ストーリー自体が非常に単純明快に作られているぶん、余計なことを考えずに純粋に「車そのものの魅力」へと集中して観ることができます。
海外映画にありがちな、どこか違和感のある「日本の描写に微妙なところ」も多々見受けられますが、そんな細かいツッコミどころも何のその、圧倒的なビジュアルの勢いでねじ伏せてくれます。
また、主人公がゼロから技術を磨いていく「ドリフトの練習のシーン」も非常にGoood。少しずつ車をコントロールしていく過程が丁寧に描かれているため、後半のバトルへの気持ちの盛り上がりを最高に引き立ててくれます。
3. まとめ:国産スポーツカーの黄金期を味わう、至高のカーエンターテインメント
シリーズの他作品とは一味違う独立した空気感を持っていますが、日本が誇る名車の数々がスクリーンを縦横無尽に駆け巡る映像美は今見ても全く色褪せません。
独特な東京の夜の熱気を感じながら、エンジン音と華麗なタイヤスモークのアクションにただただ酔いしれる、そんな気楽で最高にエキサイティングな時間を過ごせるおすすめの一本です。
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