映画『グランド・クロス』感想:壮大な設定に映像が追いつかない!?地球崩壊の危機なのに「人間ドラマ」が長すぎる残念作

【作品データ】 
 ■ 作品名: グランド・クロス(原題:SEEDPEOPLE / SEEDS OF DESTRUCTION) 
 ■ 公開年: 2011年 
 ■ ジャンル: 洋画、パニック、SF 
 ■ お勧め度: ★★☆☆☆

 



【あらすじ】 数千年の眠りから覚めた古代生物(植物)が突如として現代に蘇り、驚異的なスピードで増殖を開始。地割れと共に巨大な蔦が街を覆い尽くし、地球の生態系は未曾有の危機に陥ります。この事態に立ち向かうアメリカ国家組織と女性植物学者、そして混乱に巻き込まれた若いカップル。人類は、この「緑の侵略」を食い止めることができるのか……。

【ここがポイント!】

1. 肝心の「破壊シーン」が少なすぎる! 「古代植物が地球を覆い尽くす」という設定自体は非常にワクワクさせるものですが、実際にその破壊の様子や絶望的な光景が描かれるシーンは驚くほど少ないです。派手なパニック映像を期待していると、残念な結果になります。

2. 中心は「人々の動き」という地味な展開 パニック映画の醍醐味であるビジュアルよりも、登場人物たちの会話や移動といった人間ドラマに焦点が当てられすぎています。地球規模の危機のはずが、どこかこじんまりとした印象を受けてしまうのが残念なポイント。ストーリーに重厚感があれば救われますが、そこも今ひとつパンチに欠ける印象です。

3. 随所に見えてしまう「予算の限界」 設定が壮大なだけに、映像の「お金がかかってなさ」が余計に目立ってしまっています。せっかくの古代植物も、登場シーンが少ない上にクオリティも……。アイデアは面白いだけに、もっと潤沢な予算でこの「世界が緑に飲み込まれる恐怖」を観てみたかった、というのが正直な感想です。

【最後の一言】 期待値が高かっただけに「うーん、残念」






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