投稿

映画『アイス・ツイスター』感想:映像・物語・キャラが揃って三拍子の「しょぼさ」

イメージ
【作品データ】  ■ 作品名: アイス・ツイスター  ■ 公開年: 2009年  ■ ジャンル: 洋画、パニック、SF  ■ お勧め度: ★★☆☆☆   【中古】 アイス・ツイスター/マーク・モーゼス,カミール・サリヴァン,カジェリック・エリクセン,マイケル・リチャード・プロウマン(音楽) 価格:1,331円(税込、送料別) (2025/9/27時点) 楽天で購入 【あらすじ】 深刻な干ばつを解決しようとした気象コントロール実験が暴走。あらゆるものを瞬時に凍らせる巨大竜巻「アイス・ツイスター」が発生し、各地に未曾有の被害をもたらします。この未曾有の危機に対し、実験に関わった科学者や元SF作家たちが解決に乗り出しますが、果たして竜巻を止めることはできるのか……。 【ここがポイント!】 ■ 1. 映像・ストーリー・キャラ、見事な「三拍子」のしょぼさ 本作を語る上で欠かせないのが、全体に漂う圧倒的なチープさです。「安っぽいCG映像」「ひねりのない陳腐なストーリー」に加え、「どこかで見たようなステレオタイプな登場人物」という3つの要素が完璧に揃っています。 ■ 2. 感情移入しにくい「ありきたり」な人間模様 メンバー間の葛藤や協力も描かれますが、キャラクター造形が浅いため、緊迫したシーンでもどこか観たぞ。 ■ 3. 清々しいほどの「つまらなさ」  つまらんかった。 【最後の一言】 「期待を裏切らないつまらなさ」。

映画『セキュリティ・コール』感想:電話越しの脱出劇。設定は良いけれど、どこか漂う「既視感」と予想通りの結末

イメージ
【作品データ】  ■ 作品名: セキュリティ・コール  ■ 公開年: 2015年  ■ ジャンル: 洋画、サスペンス、スリラー  ■ お勧め度: ★★★☆☆   セキュリティ・コール /ナターシャ・へンストリッジ 【字幕・吹替え】【中古】【洋画】中古DVD 価格:329円(税込、送料別) (2024/12/7時点) 楽天で購入 【あらすじ】 自宅に凶悪な強盗団が侵入。絶体絶命の危機に陥った主人公の女性は、設置していたホームセキュリティ会社の担当チームに助けを求めます。幼い子供を抱え、パニックに陥りながらも、電話越しに聞こえるオペレーターの冷静な指示に従って家の中を逃げ回りますが……。果たして彼女は、セキュリティチームの判断を信じて生き延びることができるのか? 【ここがポイント!】 ■ 「電話一本」が命綱の緊迫サバイバル 家の中に潜む強盗から逃れるために、セキュリティ会社の担当者と通話し続けるという設定は、シチュエーション・スリラーとして非常に興味をそそられます。どこに隠れ、いつ動くべきか。顔の見えない相手に命を預けるというもどかしさが、物語の核となっています。 ■ 先が見えてしまうストーリー展開 設定自体は悪くないのですが、物語が進むにつれて「おそらくこうなるだろう」という結末がなんとなく予想できてしまいます。意外な捻りや衝撃の展開が少ないため、手に汗握るはずのシーンでもどこか冷めた目で見てしまい、結果として「ダラダラと眺めてしまう」ような感覚に陥ります。 ■ 子供連れという定番の焦燥感 自分一人ならまだしも、幼い子供を連れての逃走劇は、それだけで一定の緊張感を生んでいます。セキュリティチームの指示が果たして正解なのか、それとも命取りになるのか。その葛藤は描かれていますが、全体的には「どこかで見たことがある」ような展開の域を出ないのが惜しいところです。 【最後の一言】 暇つぶしに観る分にはちょうど良い、コンパクトなスリラー映画でした。

映画『行き止まりの挽歌 ブレイクアウト』感想:藤竜也の渋さが爆発!昭和の熱気と型破りな男の美学に酔いしれる

イメージ
【作品データ】  ■ 作品名: 行き止まりの挽歌 ブレイクアウト  ■ 公開年: 1988年  ■ ジャンル: 邦画、ハードボイルド、アクション  ■ お勧め度: ★★★☆☆   [新品]行き止まりの挽歌 ブレイクアウト [DVD] 価格:49,500円(税込、送料別) (2025/7/18時点) 楽天で購入 【あらすじ】 組織の規律や上司の命令を一切無視し、暴力も厭わない型破りな刑事・志水(藤竜也)。ある殺人事件の容疑者となった若きヒロインを追う彼でしたが、事件の背後には闇の組織の影がちらつきます。執拗に迫る殺し屋や暴力団から彼女を守り、二人は絶体絶命の逃避行へ。行き止まりの先に待つのは、救いか、それとも挽歌か――。 【ここがポイント!】 ■ 1. 藤竜也という「男のカッコよさ」を堪能する 本作の最大の魅力は、何と言っても藤竜也さんそのものです。無骨で型破り、それでいて中年の色気と哀愁を漂わせる姿は、まさに唯一無二。今の洗練された映画にはない「本物のハードボイルド」を体現しており、藤竜也さんを観るためだけに再生ボタンを押す価値があります。 ■ 2. 昭和の雰囲気が色濃く残るバイオレンスとエロス 過激な暴力描写や、ふとした瞬間に差し込まれる艶やかなシーンなど、昭和末期の映画特有のヒリヒリした熱量が全編に漂っています。ストーリー自体は非常にシンプルで分かりやすいですが、そのストレートさがかえって「男と女の逃避行」という設定を際立たせています。 ■ 3. 時代を感じる「粗さ」もまた一興 ヒロイン役の方の演技に少し幼さや危うさを感じる場面もありますが、それもまた当時の映画らしい愛嬌。熟練の藤竜也さんの重厚な演技との対比として見れば、不思議と作品の味として成立してしまいます。 【最後の一言】  昭和アクション「藤竜也劇場」。

NINJA THE MONSTER ニンジャ・ザ・モンスター』:ファンだからこそ叫びたい、あまりにも惜しいB級ファンタジー

イメージ
■ お勧め度 ★☆☆☆☆(星1つ) 主演の魅力がすべて空回りしてしまった……。あまりにも残念すぎる、ディーン・フジオカの究極のムダ使い。 ■ こんな人・ときにおすすめ ディーン・フジオカさんの姿を1ミリでも多く目に焼き付けたいファンの方、あるいは割り切ったB級映画を楽しみたいときに。 1. 忍者の末裔とお姫様、そして襲いかかる異形の怪物 舞台は江戸時代。 幕府の命により、とあるお姫様を、山に潜む「異形の怪物」から守りながら目的地へと送り届ける任務が描かれます。 そのお姫様を護衛するのが、ディーン・フジオカさん扮する忍者の末裔。 ディーンさんの端正なルックスとアクションを期待させる、設定だけを見れば非常にワクワクするシチュエーションから物語は始まります。 2. 隠しきれない安っぽさと、ファンとしてのジレンマ しかし、いざ物語が進むと、全体に漂う低予算感がどうしても目についてしまいます。 肝心の「怪物」のビジュアルやCG、そして背景となる映像のクオリティがあまりにも安っぽく、世界観に没入することができません。 ストーリー自体も非常に単純で、展開にひねりや盛り上がりが欠けるため、途中で観るのを挫折しそうになるほどの退屈さを感じてしまうのが正直なところ。 せっかくのディーン・フジオカさんの魅力やポテンシャルが、作品のクオリティに完全に殺されてしまっています。 3. まとめ:最後まで観るのが試練となる、残念すぎる一本 素晴らしい主演俳優を迎えていながら、映像・ストーリー・演出のすべてが噛み合わず、ファンとしては非常に胸が痛くなる仕上がりです。 「ディーン・フジオカさんのコスプレや佇まいだけを堪能したい」という強い愛がある方以外には、なかなかおすすめするのが難しい、ある意味で記憶に残る残念な作品でした。 NINJA THE MONSTER ニンジャ・ザ・モンスター/ディーン・フジオカ【中古】【邦画】中古DVD 価格:220円(税込、送料別) (2021/7/31時点)

映画『フィフス・ウェイブ』感想:ただの侵略モノじゃない!予想を裏切る展開に引き込まれるSFサスペンス

イメージ
【作品データ】  ■ 作品名: フィフス・ウェイブ  ■ 公開年: 2016年  ■ ジャンル: 洋画、SF、サスペンス  ■ お勧め度: ★★★☆☆   【バーゲンセール】【中古】DVD▼フィフス・ウェイブ レンタル落ち 価格:104円(税込、送料別) (2024/11/4時点) 楽天で購入 【あらすじ】 圧倒的な知能を持つ異星人「アザーズ」による4度にわたる攻撃(ウェイブ)により、人類の99%が死滅した地球。壊滅状態の世界で、女子高生のキャシー(クロエ・グレース・モレッツ)は、生き別れた弟を救うために過酷な旅に出ます。しかし、第5の波「フィフス・ウェイブ」が始まろうとする中、誰が人間で誰が敵なのか、境界線が曖昧になっていき……。 【ここがポイント!】 ■ 1. 「よくあるB級」だと思ったら大間違い! 宇宙人の地球侵略を描いた映画は数多くありますが、本作は単なるド派手なアクション映画に留まりません。極限状態における人間不信や心理戦、そして徐々に明かされていく「敵の正体」など、ストーリーにしっかりと起伏があり、良い意味で予想を裏切られました。 ■ 2. 少女の成長と、交差する人間ドラマ ただ逃げ惑うだけでなく、弟のために必死に立ち向かうキャシーの姿が印象的です。旅の途中で出会う人々との関係や、そこから生まれる葛藤、そして驚きの真実……。サバイバルの中で描かれる人間ドラマが、物語に深みを与えています。 ■ 3. 見ごたえのある映像クオリティ 侵略の初期段階で描かれる天変地異の迫力や、静まり返った廃墟の風景など、映像面でも非常に作り込まれています。しっかりとした映像美があるからこそ、SFとしてのリアリティが増し、物語の世界にどっぷりと浸ることができました。 【最後の一言】 「どうせいつもの侵略映画でしょ?」と期待せずに見始めたのですが、見終わってみれば「あれ、これ面白いぞ!」と思わず口にしてしまう一本でした。隠れた秀作。

映画 アンフェア the special ダブル・ミーニング−連鎖

イメージ
【中古】 アンフェア the special ダブル・ミーニング−連鎖/北乃きい,青柳翔,中村俊介,秦建日子(原作),住友紀人(音楽) 価格:2,783円(税込、送料別) (2025/3/2時点) 楽天で購入 お勧め度:★★★ 前作より、ぜんぜん、良い。  北乃キイが幼いころ誘拐された事件と、類似した事件が発生。   一方、別の事件を追う寺島進たち。   2つの事件が重なり、そして、北乃キイの過去の事件の真相が・・ という感じの話。   前作と違って、落ち着いてみられるし、ストーリーも面白い、   犯人も見事にだまされたし、良かったです。   北乃キイと寺島進の過去からの絆、本作では明かされない 黒幕の存在・・など、 見所も多くて、良かったです。

映画『ディアボリカル』感想:ホラー映画と思いきや……漂う「これじゃない感」。

イメージ
【作品データ】  ■ 作品名: ディアボリカル  ■ 公開年: 2015年  ■ ジャンル: 洋画、ホラー、SF、スリラー  ■ お勧め度: ★★★☆☆   ディアボリカル【Blu-ray】 [ アリ・ラーター ] 価格:3,344円(税込、送料無料) (2025/1/1時点) 楽天で購入 あらすじ】 幼い子供二人を育てるシングルマザーのマディソン。彼らが暮らす家では、不気味な顔の剥落した異形の怪異が次々と現れる現象が続いていました。生活を脅かす恐怖に耐えながら、母と子供、そして協力者である恋人の科学者と共に、家の中に潜む謎を解き明かそうと奮闘しますが、そこには「幽霊」という言葉では片付けられない衝撃の真実が隠されていました。 【ここがポイント!】 ■ ホラー映画というよりは、別のジャンル? 序盤は典型的な家付き幽霊(ポルターガイスト)ものとして進みますが、物語の核心に触れるにつれ、「ホラー」という枠組みから大きく外れていきます。幽霊の正体が判明した瞬間の展開は斬新ではありますが、純粋に「怖い映画」を求めていた身としては、少し拍子抜けしてしまうかもしれません。 ■ 家族の葛藤と、時々現れる幽霊 物語の主軸は、家の中で起こる怪異そのものよりも、追い詰められた母子の葛藤や、周囲の人間関係に置かれています。怪異が現れる頻度がそれほど高くなく、演出もそこまで怖くないため、ホラーとしての緊張感を期待しすぎると、ストーリー自体が少し単純に感じてしまう可能性があります。 ■ 普通のホラーを求めている人には…… 「幽霊の正体」に驚きはありますが、やはり「ストレートなホラー映画が観たかった」という不満が残ります。設定が捻られている分、オーソドックスな恐怖演出が影を潜めてしまっているのが残念なところです。 【最後の一言】  ホラーだと思って観たら、実は別のジャンルだった。