『映画 ボーン・スプレマシー』:狩る者と、狩られる者。actionと哀愁が交錯する。面白くないわけないじゃん
■ お勧め度
★★★★★(星5つ)
シリーズ第二弾。狩る者と狩られる者、そしてそれが逆転したとき……面白くないわけ、ないじゃん! 前作を凌駕する圧倒的なクオリティで魅せる、サスペンス・アクションの最高峰です。
■ こんな人・ときにおすすめ
息をもつかせぬ極上のスパイ・アクションを堪能したいときに。超人的な強さだけでなく、主人公の背負う深い人間ドラマや哀愁に浸りたい人に。
1. 破られた平穏、恋人の死から始まるCIAへの逆襲劇
物語は、記憶を失った暗殺者ジェイソン・ボーンが、インドの地で恋人のマリーとひっそりと隠れて暮らすところから始まります。
しかし、その平穏は突如として現れたCIAの刺客によって破られ、最愛の恋人を殺されてしまうことに……。
激しい怒りとともに再び覚醒したボーンは、己を陥れ、大切なものを奪ったCIAへと真っ向から闘いを挑んでいく、というお話が展開します。
2. 息をのむ見所の連続と、マット・デイモンが魅せる逃亡の悲哀
前作に引き続き、全編が文字通りの見所満載です。
手に汗握る迫力のカーチェイス、無駄のない洗練された格闘アクション、プロフェッショナルな諜報テクニックの数々、そしてベルリンやモスクワといった世界の都市の美しい景色。さらにはCIA内部に渦巻く陰謀とその正体など、サスペンスとしての面白さも完璧に練り上げられています。
そして何より、暗殺者たちに追われる身だったボーンが、逆に相手を追い詰めていく「狩る者と、狩られる者が逆転するストーリー」の構成が秀逸。面白くないわけ、ないじゃん、と唸らされる展開が続きます。
また、ボーン役のマット・デイモンが、とにかくまた素晴らしい演技を見せてくれます。スーパーマン的な凄まじい能力を持ちながらも、どこか心に深い悲しみや、逃亡者としての悲哀を常ににじませている所が、この作品の深みをグッと引き上げています。
3. まとめ:すべてがパーフェクト、非の打ち所がない極上のエンターテインメント
アクションの激しさ、ストーリーの緊迫感、そして主人公のキャラクター性。そのすべてが高いレベルで融合した、たいへん面白い映画でした。
観終わったあとに心地よい興奮と深い余韻が残る、映画史に残る傑作スパイ・サスペンスをぜひじっくりと体感してみてください。
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