『アンフェア ダブル・ミーニング 二重定義、Yes or No?』:寺島進カッコよい、北乃きい、役がウザイ、そんなドラマです

■ お勧め度

★★★☆☆(星3つ)

大人気『アンフェア』シリーズのスペシャルドラマ。ネットの生配信を使った劇場型犯罪に挑むサスペンスですが、ストーリーよりもキャラクターの印象が強く残る一本です。

■ こんな人・ときにおすすめ

寺島進さん演じる山路管理官の渋くて熱い格好良さを堪能したいときに。深く考えず、定番の刑事サスペンスドラマをサクッと楽しみたい気分に。


1. ネットの生配信で人質の命を弄ぶ、最悪の劇場型誘拐事件

物語の軸となるのは、インターネットを使った不気味な動画配信。
犯人は人質をカメラの前に晒し、視聴者に対して「Yesか、Noか」の2択による投票を迫ります。そして、もし投票結果が犯人の意図から外れれば、その場で人質を殺害するという残酷極まりないゲームでした。

タイムリミットが迫る中、最悪の殺害を未然に防ごうと、北乃きいさん演じる主人公の刑事たちが懸命に犯人を追う、そんなお話が展開していきます。

2. キャストの魅力と役どころのクセが、すべてを上書きしていく面白さ

サスペンスとしての設定は現代的で興味をそそられますが、いざ観てみると、良くも悪くもキャラクターのインパクトにすべてを持っていかれます。 何と言っても、寺島進さんが本当にカッコよい。彼の渋い演技や佇まいが作品をぐっと引き締めており、それを見るだけでも十分に価値があります。

その一方で、北乃きいさん演じるキャラクターの役どころが、どうしても観ていてちょっと「ウザイ」と感じてしまいがちなのが好みの分かれるところ。

良く言えば熱血、悪く言えば空回り気味な描写が目立つため、正直なところ「筋とか、どうでもよろしいぐらい」に、寺島さんの格好良さと北乃さんの役柄のクセの強さ、もうそれだけが強く印象に残るドラマに仕上がっています。

3. まとめ:キャラクターの好悪で評価が決まる、割り切って観るべき一編

『アンフェア』シリーズらしいスリリングなプロットを期待しすぎると、ストーリーの大雑把さに少し物足りなさを感じるかもしれません。

しかし、「寺島進の魅力を愛でる映画(ドラマ)」として割り切って観れば、十分に暇つぶしになる面白さを持っています。役者陣の放つ独特の個性を、ぜひストレートに楽しんでみてください。



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