『映画 「MEGA SPIDER メガ・スパイダー 」』:お勧め度:★ これは、ヒドイな。
■ お勧め度
★☆☆☆☆(星1つ)
軍の実験室から逃げ出したクモが街を襲う、絵に描いたようなモンスターパニック。あらゆる要素がチープに突き抜けた、ある意味「これぞB級」と唸るしかない一本です。
■ こんな人・ときにおすすめ
「これぞ、the合成」という映像をあえて笑い飛ばしながらツッコミを入れたいときに。映画としてのクオリティは一切求めず、1ミリも頭を使わずに画面を眺めていたい気分にぴったりです。
1. 巨大クモの街破壊、立ち向かうのはまさかの害虫駆除コンビ
物語の始まりは、軍の施設から極秘のクモが逃げ出したこと。
そのクモは驚異的なスピードで巨大化を繰り返しながら、次々と人間を襲い、ついには街そのものを破壊し尽くそうと暴れ回ります。
この未曾有の危機に立ち向かうことになったのは、なぜか軍隊ではなく、主人公である「害虫駆除専門」の男。彼はひょんなことから意気投合した警備員の相棒を引き連れ、お手製の装備で巨大モンスターに挑むのですが……。
さらに、そんなドタバタ劇の最中に、主人公と軍の美人兵士との間にちゃっかり恋が芽生える、というお決まりの展開が描かれます。
2. 割り切ったチープさと、緊迫感ゼロのB級スピリッツ
本作の最大の特徴は、あまりにも潔い映像のクオリティです。
画面に映し出されるのは「これぞ、the合成」と言いたくなるような、背景から完全に浮き上がったクモの画像。ストーリーもひたすら陳腐で先が読めてしまうため、観ていてぜんぜん不気味でも怖くもありません。
登場人物たちにもこれといった魅力や深みが見当たらず、緊迫感はどこへやらといった状態です。
しかし、そのあまりの「ヒドイな」と言いたくなるダメさ加減こそが、逆にこの映画の持ち味。何一つ真面目に受け止める必要がないからこそ、どんなに疲れていても100%気楽に観られるという、奇妙な安心感が漂っています。
3. まとめ:ダメさ加減を愛でる、究極の脱力系パニックエンタメ
映画としての評価は間違いなく星1つですが、B級映画の典型としての役割は完璧に果たしている作品です。
「本当につまらないなぁ」と呆れつつ、そのチープさをクスッと笑いながら、コーラとスナックを片手に時間をもてあますにはちょうどいい、究極の脱力系パニック映画です。
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