【作品データ】
■ 作品名: いま、殺りにゆきます ■ 公開年: 2012年
■ ジャンル: 邦画、ホラー、サスペンス(オムニバス)
■ お勧め度: ★★★☆☆
【あらすじ】 日常のすぐ隣に潜む、狂気に満ちた人間たちの姿を描いた5つの短編オムニバス。「いま、殺りにゆきます」「奪う」「おまけ」「さよならの向こう側」「どこまでも」の5話で構成され、静かに、しかし確実に壊れていく人々の恐怖が描かれます。
【ここがポイント!】
■ 1. 5つのエピソードで描かれる「人間の狂気」 本作は、5つの独立したストーリーで構成されていますが、通底しているのは「人間の狂気」です。幽霊やモンスターではなく、ある瞬間から理解不能な恐怖の対象へと変わる。その描写の生々しさは、半端なホラーよりよほど記憶にこびりつきます。
■ 2. 「グロさ」に頼らない、精神的な気持ち悪さ 血がドバドバ出るような直接的なグロ描写は控えめです。しかし、だからこそ際立つのが「心理的な気持ち悪さ」。狂った人間の行動や、歪んだ価値観がじわじわと精神を削ってきます。「うわ、気持ち悪い……」と思わず口に出てしまうような、嫌な汗をかく恐怖が本作の持ち味です。
■ 3. 観終わった後の「もういいです」感 あまりの狂気と救いのなさに、観終わった後は「もういいです……」感に包まれます。それだけ、一つ一つのエピソードが持つ「狂った人間の怖さ」が強烈だったという証拠かもしれません。
【最後の一言】うーキモイ。気持ち悪い。もういい。
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