■ 作品名: オープン・グレイヴ 感染
■ 公開年: 2013年
■ ジャンル: 洋画、スリラー、ミステリー
■ お勧め度: ★★★☆☆
【あらすじ】 深い森の中、無数の死体が積み上げられた巨大な穴(オープン・グレイヴ)の中で目を覚ました男。彼は自分の名前すら思い出せません。命からがら近くの一軒家にたどり着くと、そこには同じく記憶を失った男女数名と、言葉の通じない謎の女性がいました。壁に記された「18日」という謎のカウントダウン。自分たちは何者なのか? なぜ外には死体が溢れているのか? 疑心暗鬼の中、衝撃の真実へと近づいていきます。
【ここがポイント!】
■ 1. 「自分たちが誰か分からない」という極限の恐怖 登場人物全員が記憶喪失という設定が秀逸です。目の前の相手が味方なのか、それとも自分を穴に突き落とした犯人なのか……。記憶がないはずなのに、ふとした瞬間に感じる既視感(デジャヴ)が、物語の緊張感をいや応なしに高めます。
■ 2. 副題が示す「世界のカタチ」 邦題に付いている「感染」という言葉から、ある程度の展開を予想できてしまうのが面白いところ。あらかじめ「こういう話かな?」と予測を立てて観ていても、二転三転する展開と散りばめられた謎のおかげで、最後まで飽きさせない引力があります。
■ 3. 雰囲気を盛り上げる不気味な映像美 薄暗い森、異様な光景、そして何かに怯える人々の表情。映像全体に漂う重苦しい雰囲気が、脱出不能な閉塞感を際立たせています。パズルのピースを一つずつ埋めていくような感覚で楽しめる、ミステリー好きに刺さる一作です。
【最後の一言】 なんとなく、仕掛けが分かるんだけど、それでも、見ていて面白い。
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